家を建てるとき、多くの建築オーナーが見落としがちな「追加費用」があります。
これを知らないと後から数百万円の予想外の出費が発生する可能性も…!
今回は、特に忘れやすい重要な費用をランキング形式でご紹介します。
第10位:家具・カーテン・家電費用
「家具やカーテンは今あるものを使えばいい」と考えていませんか?
しかし、新しい家に合わせてベッド・ソファ・カーテン・家電を買い替えたくなるケースが非常に多いです。
特に投資用物件では、カーテンレールすら見積もりに含まれていないこともあるため、入居者のクレームにつながることも。
☑ チェックポイント
どの家具を買い替えるかリストアップする
家電のサイズを確認し、搬入経路を考える
カーテン・カーテンレールの費用を事前に見積もる
第9位:照明費用
注文住宅では、リビングなどの主要な部屋の照明はついていることが多いですが、 寝室や子ども部屋の照明は後付け前提になっていることもあります。
特にライティングレールを設置する場合、 「レールはあるけど照明器具がない…」という事態になりがちです。
☑ チェックポイント
すべての部屋に照明が含まれているか確認
ライティングレールを設置する場合、器具の選定も忘れずに
照明費用を事前に把握しておく
第8位:外構費用(エクステリア)
外構(フェンス、駐車場、庭など)の費用は、建物の見積もりには含まれていないことが多いです。
また、見積もりに「外構費用」と書かれていても、 実際に希望するデザインを反映すると倍以上の金額になることも珍しくありません。
☑ チェックポイント
見積もりにどこまでの外構工事が含まれているか確認
フェンス、駐車場、植栽、照明計画の費用を事前に調査
外構費用が概算の場合、具体的な計画を詰める
第7位:仮住まい・ゴミ処分・引っ越し費用
特に建て替えの場合、住む家がなくなるため仮住まいが必要です。
また、引っ越しのタイミングが繁忙期(2~4月)だと、 費用が通常の1.5倍以上になることもあります。
☑ チェックポイント
仮住まいの費用をリサーチ(敷金・礼金も考慮)
大型家具・家電の処分費用を確認
引っ越し業者は早めに予約し、費用を抑える
第6位:エアコン費用
全ての部屋にエアコンが設置されているわけではありません。
また、3階や吹き抜けがある家ではエアコン設置時に追加工事が必要になるケースも。
☑ チェックポイント
全室エアコン設置が必要か確認
設置場所によっては追加の工事費が発生する可能性がある
後付けにならないよう、設計段階で相談
第5位:地盤調査・地盤改良費用
見積もりに地盤調査が含まれているかは必ず確認を!
地盤改良が必要になった場合、100~500万円の追加費用がかかることも。
☑ チェックポイント
地盤調査の費用が見積もりに入っているか確認
地盤改良の可能性がある地域か調査する
改良費用の概算を契約前に把握する
第4位:保険・税金
新築住宅には火災保険・地震保険が必須です。
また、固定資産税・都市計画税がかかるため、住んでから「こんなに高いの!?」と驚くケースも。
☑ チェックポイント
火災・地震保険の見積もりを取る
固定資産税の概算を役所に確認
建築後の税金負担を計算しておく
第3位:近隣挨拶・儀式費用
工事前の近隣挨拶はトラブル防止のために重要です。
また、地域によっては地鎮祭・上棟式が必要な場合もあります。
☑ チェックポイント
近隣挨拶用の手土産(1000円~5000円)を用意
地鎮祭・上棟式を行う場合の費用(2~5万円)を確認
大工さんへのご祝儀(1~3万円)も考慮
第2位:インターネット回線費用
新築の場合、インターネットの回線工事が必要ですが、 工事の手配を忘れてしまい、入居後しばらくネットが使えないことも。
☑ チェックポイント
どのインターネット会社と契約するか決める
配線計画を設計段階で検討
Wi-Fiの電波が届くか確認
第1位:登記費用
住宅ローンを組む場合、登記費用が発生します。
特に「所有権移転登記」「抵当権設定登記」など、後から一括請求がくるので要注意。
☑ チェックポイント
登記費用の見積もりを確認(10万~30万円程度)
住宅ローン契約時に詳細を銀行に確認
不動産登記の流れを事前に理解しておく
まとめ
これらの費用を事前に把握しておくことで、 「追加費用がこんなにかかるなんて知らなかった!」と後悔することがなくなります。
家を建てる前に、ぜひチェックリストを作成し、総額いくらかかるのか把握しておきましょう!
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