【建築オーナー必見】家づくりで必ず直面する13のトラブルと解決策
家を建てることは、多くの人にとって一生に一度の大きなイベントです。
しかし、せっかく夢のマイホームを計画しても、実際の建築過程でさまざまなトラブルに直面することがあります。
この記事では、実際に起こりやすい13のトラブルと、その対策方法を分かりやすく解説します。
「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、事前にしっかり知識をつけておきましょう!
1. 「自由設計」の落とし穴
「自由設計」と聞くと、なんでも好きにできると思いがちですが、実は会社によって自由度は大きく異なります。
契約後に「これはできません」と言われるケースも多いです。
解決策
事前にどこまで自由なのか確認する
「この窓はつけられる?」「このデザインはできる?」と細かく確認する
書面で証拠を残す
2. 施工できないと言われる
ハウスメーカーと工務店では施工の得意分野が異なります。
契約後に「それはうちではできません」と言われることも…。
解決策
どの会社がどの施工方法に対応しているのか事前にリサーチ
ハウスメーカーなら「型式適合認定」の範囲を確認
工務店なら「どこまで自由に施工できるか」を聞く
3. 提案力がない
理想のデザインを伝えたのに、出てきた提案がまったく違う…ということもよくあります。
解決策
ピンタレストなどで具体的なイメージを用意する
「このデザインのどこが良いと思って提案しましたか?」と質問する
担当者の経験やセンスが合わない場合は担当を変更する
4. 何度も同じ話をする羽目に…
営業→設計→現場監督と担当が変わるたびに、最初から説明し直さなければならないことも。
解決策
打ち合わせ内容は必ず記録を残す
「過去の打ち合わせ内容は共有されていますか?」と確認する
疑義録(議事録)を自分でも取る
5. 要望を聞いてくれない
「ここをこうしてほしい」と言っても、設計士や担当者が「この方がいいです」と押し切るケース。
解決策
なぜそのデザインが良いのか、論理的に説明してもらう
最終的に納得できなければ、別の設計士を依頼する
自分でも建築の知識をつけ、反論できるようにする
6. 予算オーバー
最初の見積もりと最終金額が大幅に違うことはよくあります。
解決策
希望に優先順位をつける
追加費用が発生する可能性を常に考えておく
都度、見積もりをもらって確認する
7. 面積マジック(坪単価の誤解)
「6畳」と書いてあったのに実際には5畳程度だった、「30坪の家」のはずが駐車場込みだった…など、面積の計算方法で勘違いが起こりやすい。
解決策
建物本体の面積がどの範囲なのか確認
収納やバルコニーが含まれていないかチェック
モデルハウスと比較する
8. 設計変更が反映されない
「ここを修正してください」と依頼しても、次の打ち合わせで直っていないことが…。
解決策
修正内容を書面で残し、コピーをもらう
毎回、変更点を確認し、指摘する
変更履歴をチェックし、担当者と共有する
9. 追加費用の発生
設計変更や仕様変更で追加費用がかかることはほぼ確実。
解決策
変更するたびに費用の見積もりをもらう
「これは追加費用が発生しますか?」と必ず確認
契約前に「追加費用がかかりそうな項目」を洗い出す
10. 職人の質がバラバラ
職人のスキルや態度に大きな差があることも。
解決策
現場を見に行く
気になる職人がいたら現場監督に相談する
施工管理がしっかりしている会社を選ぶ
11. イメージと違う仕上がり
「思っていたのと違う!」というギャップが発生しやすい。
解決策
CG・VR・模型を活用して事前に確認
カラーパターンやサンプルを取り寄せる
施工例をしっかりチェックする
12. 仕上がりが雑
壁紙が汚れていたり、フローリングに傷があったりすることも。
解決策
引き渡し前の「施主検査」でしっかりチェック
気になる点は写真を撮り、証拠を残す
納得できるまで修正を依頼する
13. アフターサービスが悪い
引き渡し後にトラブルが発生しても、会社が対応してくれないケース。
解決策
契約前にアフターサービスの内容を確認
メンテナンス保証がしっかりしている会社を選ぶ
引き渡し後すぐに気になる点をリストアップし、早めに連絡する
まとめ
家づくりでは、これらのトラブルは珍しくありません。
しかし、事前に知っておけば防げるものがほとんどです。
大切なのは、しっかり確認し、証拠を残し、納得できるまで説明を求めること。
今回紹介したトラブルを防ぎ、理想の家を実現しましょう!
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